当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査を実施しております。
睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。
大きなイビキや起床時の頭痛、夜間の呼吸停止、日中に強い眠気がさすなどの症状があります。
潜在患者は人口の2~3%といわれ、放っておくと高血圧や心臓循環障害、脳循環障害などに陥るといわれております。
また、日中の眠気などのために仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故の発生率を高めたりするなど、社会生活に重大な悪影響を引き起こします。
しかし、治療方法も確立されておりますので適切に検査・治療を行えば決して怖い病気ではありません。
高血圧は、一次性高血圧と二次性高血圧に分類されます。
一次性高血圧は、「本態性高血圧」とも呼ばれます。大きな要因として遺伝が関係していると考えられますが、その他の要因としては
等が考えられます。
また、二次性高血圧は高血圧となる原因が存在するものです。
原因として
等が上げられます。
二次性高血圧は高血圧全体の約1割と言われていますが、薬を飲んでも血圧が思うように下がらない場合は二次性高血圧の可能性があります。
□ 早朝の高血圧
→ SASは高血圧の原因となります。
□ 降圧薬がうまく効かない
→ SASは薬の効かない2次性高血圧の原因にもなります。
□ 大きないびきをかく
→ いびきは病気のサインです。うるさいだけで済ませてはいけません!