睡眠時無呼吸症候群

当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査を実施しております。

いびきは体の危険信号

次のような症状はありませんか?

いびきは体の危険信号
いびきは体の危険信号

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。
大きなイビキや起床時の頭痛、夜間の呼吸停止、日中に強い眠気がさすなどの症状があります。

潜在患者は人口の2~3%といわれ、放っておくと高血圧心臓循環障害脳循環障害などに陥るといわれております。
また、日中の眠気などのために仕事に支障をきたしたり、居眠りによる事故の発生率を高めたりするなど、
社会生活に重大な悪影響を引き起こします。

しかし、治療方法も確立されておりますので適切に検査・治療を行えば決して怖い病気ではありません

どのような検査をするの?

  1. 自宅でセンサを取り付け寝るだけの簡単な検査です。
  2. 必要に応じて精密検査を行います。
  3. 睡眠時無呼吸症候群と判断された場合にはCPAP治療を行います。

高血圧と睡眠時無呼吸症候群

薬を飲んでも血圧が下がらない?

薬を飲んでも血圧が下がらない?

高血圧は、一次性高血圧と二次性高血圧に分類されます。
一次性高血圧は、「本態性高血圧」とも呼ばれます。大きな要因として遺伝が関係していると考えられますが、その他の要因としては

  • 塩分の過剰摂取
  • 肥満
  • 過労やストレス

等が考えられます。

高血圧と睡眠時無呼吸症候群

また、二次性高血圧は高血圧となる原因が存在するものです。

原因として

  • ホルモンの分泌異常
  • 腎臓の疾患
  • 動脈の炎症
  • 睡眠時無呼吸症候群

等が上げられます。
二次性高血圧は高血圧全体の約1割と言われていますが、薬を飲んでも血圧が思うように下がらない場合は二次性高血圧の可能性があります。

二次性高血圧と睡眠時無呼吸症候群

二次性高血圧と睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に何回も呼吸が停止し、熟睡ができない病気で、テレビや雑誌等のメディアで最近注目されています。睡眠時無呼吸症候群は、本来では眠くならない大事な時間であっても強い眠気に襲われたり、居眠りしてしまうなど社会的に大きな損失を与える病気です。
睡眠時無呼吸症候群はさまざまな合併症を引き起こし、特に高血圧は合併症が高く、日本人の高血圧患者のおよそ10%はSASを合併しているという報告があります。
問題となる点は、SASと高血圧は単なる合併ではなくSASが二次性高血圧の原因疾患のひとつということです。

SASを有する場合の高血圧

睡眠時無呼吸症候群の場合、夜間に呼吸が停止するために交感神経が常に活性化しているので夜間の血圧値が高くなっていることがあります。夜間の高血圧は早朝へ持続する傾向があり、起床後に血圧を測定した際の値が高い場合には睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

どのような検査をするの?

まず簡単な問診を行い、睡眠呼吸障害の検査の必要性を認めた場合、簡易型検査装置によるスクリーニング検査を行います。この検査は、鼻口の呼吸、いびき、血液中の酸素濃度を記録し、無呼吸や低呼吸の状態を調べます。

もし睡眠時無呼吸だったら…

睡眠時無呼吸症が軽症の場合は、減量や生活習慣の改善で症状が改善することもあります。もし中等度以上の睡眠時無呼吸症の場合はCPAPという治療装置を使って治療を行います。CPAPは睡眠中に無呼吸が起こらないようにする装置で睡眠の質を向上させ、夜間の高血圧を低下させる働きもあります。

高血圧と睡眠時無呼吸症候群の怖い関係

思い当たることはありませんか?

思い当たることはありませんか?

□ 早朝の高血圧
 → SASは高血圧の原因となります。

□ 降圧薬がうまく効かない
 → SASは薬の効かない2次性高血圧の原因にもなります。

□ 大きないびきをかく
 → いびきは病気のサインです。うるさいだけで済ませてはいけません!

睡眠時無呼吸症候群と合併しやすい生活習慣病リスク

睡眠時無呼吸症候群と合併しやすい生活習慣病リスク
睡眠時無呼吸症候群と合併しやすい生活習慣病リスク

睡眠時無呼吸症候群を適切に検査・治療し健康な生活を!

睡眠時無呼吸症候群を適切に検査・治療し健康な生活を!

  1. 自宅でセンサを取り付け寝るだけの簡単な検査です。
  2. 必要に応じて精密検査を行います。
  3. 睡眠時無呼吸症候群と判断された場合にはCPAP治療を行います。
    (SASを治療することにより血圧を下げる効果があります)

内科・呼吸器科 長谷川医院 〒653-0811 兵庫県神戸市長田区大塚町5丁目1-21 電話:078-691-0115
内科・呼吸器科 長谷川医院

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